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弥市のホーム



3/31(月)
★みずむしC
『水虫はどうやって治すのか?』
 「症状にあった薬を選ぶ。」
  患者さんの中には「水虫は治らない」と半ばあきらめている人が多いようです。
  確かに水虫を数日で根治させてしまう特効薬はありませんし、発生しやすい
  病気です。
  しかし、最近では白癬菌に対して優れた抗菌力を持った外用剤や内服薬
  (飲み薬)が開発され広く使われるようになりました。特に爪や足の
  かかとの部分の角質化したような水虫では、薬剤が患部に届きにくく、
  このような例では飲み薬による治療が必要となってきます。水虫に薬剤を
  使用する際には、その症状にあった剤型を選ぶ事が必要で、剤型と症状が
  あっていないと、薬を使っているにも拘らず増悪してくることがあります。
 「治療は根気よく、気長に。」
  かゆみなどの自覚症状がなくなると治療をすぐに止めてしまう人が多いよう
  ですが、顕微鏡で患部の皮膚を見ると白癬菌はまだ生きていてしばらくすると
  再発して来ます。また、症状が見られない患部のまわりの皮膚にも菌はいる
  のです。自覚症状が消失し、皮膚症状が軽快しても最低1ヶ月は続けます。
  理想的には次の夏まで根気よく外用を続け、再発しないことを確かめる事が
  完治させる秘訣です。また、飲み薬の場合、服用が終了しても効果はある
  程度維持されますが、完治させるためには数週間から数ヶ月間継続して服用
  することが大切です。
 「爪の水虫の治療は何よりも根気、内から治す。」
  水虫が爪にうつるとますます治りにくくなrます。その理由は、外用剤では、
  効く成分がなかなか爪の中にまでは浸透できないこと、足の爪は全て
  生え変わるまで長い期間かかることなどです。
  そのため、治療としては、飲み薬が第一選択薬になります。最近では飲み薬
  の種類も増え、患者さんにあったお薬が選択できるようになり、6ヶ月くらい
  のむことで治癒が期待できます。
『水虫はどうしたら防げるのか?』
 「まずうつらないように」
  家族に水虫の患者さんがいる場合には、一緒に治療するようにしましょう。
  水虫の患者さんが落とした白癬菌がつかないように、まめに掃除することも
  大事ですし、サンダル、スリッパ、などの履物は共有しないように注意
  します。
 「きれい好きが一番」
  白癬菌がたとえついたとしても、すぐに落ちたり、その部分の風通しがよく、
  乾燥してしまうような、(白癬菌が住みにくい)環境では感染は成立
  しません。
  白癬菌の住み家である角質は、ほこり、汗、皮脂と一緒になり”アカ”と
  なって剥がれ落ちていくので、毎日よく洗って”アカ”を落とすことが水虫
  の予防には最も大切です。水虫の予防は、一にも二にも清潔にしておく
  ことです。足の指の間も石鹸でよく洗い、洗った後は水分をよく拭き取り、
  乾燥させておきます。また、通気性のよい清潔な靴下やストッキング、
  靴を着用することも大切です。靴下やストッキングの材質も合成繊維の
  ものは、吸湿性、通気性の点では木綿のものに劣ります。



  


3/30(日)
★みずむしB
『水虫はどうしてなるのか?』
 水虫は真菌(俗にカビ)の1種である皮膚系状菌(主に白癬菌)が皮膚などに
 感染して生じる疾患です。白癬菌はケラチナーゼという酵素を持っており、
 皮膚角質層のケラチンという物質を溶かして栄養源とし、侵入していきます。
 爪や毛も、ケラチンを多く含み、皮膚系状菌が寄生しやすいところです。
 爪の水虫は足の水虫に続いて発病する事が多いので、足の水虫を放っておいたり
 治さないでいると、爪の水虫になりやすいといえます。
『水虫(白癬菌)はうつる。』
 水虫の患者さんが知らない間に落とした白癬菌を含んだ鱗屑、爪の細破片、毛など
 がお風呂場のマットやスリッパなどを経由して他の人の皮膚に付着してうつります。
『水虫(白癬菌)は高温多湿が大好き。』
 白癬菌も他の”カビ”と同様、増殖するには適度な温度と湿度が必要なため、汗が
 溜まり、蒸れた状態の皮膚は白癬菌の格好の餌食となります。1日中靴下や靴を
 履いていなければならない現代社会では、水虫に悩んでいる患者さんが多く、特に
 梅雨時から夏にかけて靴の中は汗をかきやすく、蒸れて白癬菌の格好の”住み家”
 となります。
『水虫はどうやって調べるのか?』
 「確定診断は、組織の中に白癬菌を見つけること。」
  水虫は、典型的な例では症状からだけでも診断が可能です。しかし、確定診断
  には白癬菌を確認する必要があります。患部の皮膚あるいは爪を器具を使って
  少し取り、苛性カリで処理し、5分(爪では10分)位後に顕微鏡で観察すると
  白癬菌を見つけることができます。さらにくわしく調べるには、菌を培養
  して、その形態の特徴から菌種を決めます。 


3/29(土)
★みずむしA
 『水虫には爪白癬と足白癬があります。』
 「爪白癬」
  白癬菌が爪の中まで侵入してくると、爪が白く濁ったり、厚くなったり、
  変形したり、壊れてきたりします。自覚症状はほとんどありませんが、
  白癬菌の温床となり、繰り返す水虫の原因となります。
 「足白癬」
  (趾間型)
  最も多いタイプで、足の指の間が白くふやけて、皮がむけてきます。
  むずかゆいことが多く、白くふやけた皮をむしっていると、ただれて
  浸出液が出て湿ってきます。
  (小水疱型<汗疱型>)
  5月初旬頃から梅雨時にかけて急に増えてくるタイプです。土踏まず、
  足の側縁に軽い赤みを伴った小さな水疱が多発します。痒みが強く
  水疱は1週間程度で乾燥してボロボロと皮がむけてきますが、
  他の部位に新しい水疱ができて少しずつ拡がっていきます。
 「角化型<角質増殖型>」
  足の裏、特にかかとの部分の角質が厚くなり、表面がサラサラになって皮が
  むけてきます。軽いかゆみを伴うことがありますが、1年中あまり大きな
  変化はありません。冬にあかぎれやひび割れを作ることもあります。  


3/28(金)
★みずむし@
皮膚科へかゆみ止めの薬を貰いに行ったら、待合室に爪の『みずむし』の事が
書いてあった。僕は『みずむし』といったら手や足の指の間だけだと思っていた、
爪の『みずむし』というのは始めて知った。看護婦さんから水虫の小冊子を
もらったので一寸それを書いてみます。
 『多くの人が水虫で悩んでいる』
  水虫の患者数は、我が国では1,000万人以上といわれていますが、
  健康誌の読者を対照としたアンケート調査の結果からも、非常に多くの
  人が、繰り返す水虫や長期にわたって治らない水虫に悩んでいる事が
  わかります。
 『足と並んで多い爪の水虫』
  水虫といえば足の水虫を思い浮かべますが、実際には足と並んで爪の
  水虫も悩みの種となっています。同じアンケート調査の結果から、
  「どの部分の水虫ですか?」の問いに対し、足と回答した人に次いで、
  爪と回答した人が多くあり、2,341人のうち1,411人(60.3%)でした。
 『爪』は水虫サイクルを支えて入る
  爪は水虫を考える上で重要な位置を占めています。いったん水虫になった
  爪は、水虫の主な原因であるカビの一種、白癬の供給源となってしまう
  からです。外用剤などで足の水虫が治ったと判断し治療を止めると、再発
  してくることがありますが、これは、足の水虫が治っても爪には白癬菌が
  残っていて足に再びうつるためです。このように爪の水虫を退治しない限り、
  水虫のサイクルは永遠に続いてしまいます。


3/17(月)
★くすのき会
午 前
くすのき会の新しい担当者について話し合いました。
会費の事についても話し合いました。(現在はぎりぎりで少し赤字ですので)。
午 後
会費は多数決により値上げする事に決定しました。
各人が先生の書かれた漢字の(へん)のカードを引きその(へん)のついている
漢字を出来るだけ多く書く(考える)練習をしました。


3/10(月)
★くすのき会
午 前
 3月1日(土)大阪都島の大阪市立総合医療センターで失語講座が
 開かれ、総勢85名が参加されました。当事者・家族・ケアマネージャ・
 看護婦・ヘルパー・学生等、
 @杉本S.Tの話『失語症入門』
 A石原S.Tの話『失語症者と家族をどう支えるか』
 の講演がありその後各、グループに分かれて話し合うなどを
 石原先生から話をされた。
午 後
 2つのグループに分かれ漢字の(へん)と(つくり)を別々にカードに書き
 (へん)のグループと(つくり)のグループに分かれて、神経衰弱のゲームを
 する。各グループの2枚のカードを合わせて読める漢字になれば、そのカードを
 もらえる。読めなければ、そのカードを元へ戻す。というゲームをしました。


3/7(金)
★古時計
 今年の選抜高校野球のテーマソングに『おおきな古時計』の曲が使われるので、
 家にあった古時計を思い出した。僕の生まれる前だから、もう百年位
 経っていると思う、堺にいたときは、使っていたが、河内長野へきてからは、
 全然使わず、物入れに入れたままだった。
 この前出して台所へ吊ってみた。初めは動かなかったが、少し斜めにすると、
 動き出した。(もちろん昔の時計だから、ゼンマイを巻いてネジを掛けると
 振り子も針も一緒になって動く)。チクタクチクタク少しやかましいが元気よく
 動いている、やはり昔の物は情緒があると思う。


3/1(土)
★失語症講座
 大阪市立総合医療センター「さくら」ホールで1時より失語症講座が
 開かれました。
主催:全国失語症友の会連合会・失語症友の会「若竹」の会
       連合会に加盟している「若竹」」です。

後援:堺失語症友の会『もず』
    CAN(コミュニケーション・アシスト・ネットワーク)
    大阪市立社会福祉協議会

講演:『失語症入門』 について
    杉本 啓子 先生 言語聴覚士:(CAN)
    『失語症者と家族をどう支えるか』 について
    石原 明美 先生 言語聴覚士「もず」

以上2人の先生方の講演があり、その後グループワークショップ、7つの
グループに分かれ、失語症者を囲み、参加者・言語聴覚士と共に色々と
話し合いをしました。又、各グループの代表者・言語聴覚士の意見を
聞きました。最後に杉本先生よりお話しを聞き閉会しました。

初めてこんな場所へ参加して、色々と参考になりました。今後も方々で
このような会があればよいと思います、大変良かったです。


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弥市 yaichi@hirano.cc